銚子菅原大神の子授石

今日は年に2回、銚子にある菅原大神というところで子授け石を抱くことができる日。
友達に誘われて、行ってみることにした。

朝11:00から御祈祷が始まるのだけど、最寄駅に着く電車が非常に少ない。1時間に1本しかない。9:30頃着く電車と次は10:30頃着く電車。あらかじめ受付をするということだったので、念のため9:30頃着く電車に乗ることにする。そのために出発時刻、我が家の最寄り駅を6:52発…。眠い…。
しかも起きたら外は雪景色。白いー。
でも雨の予報だったので心配だったけど、雨ではなくてよかった。
途中の駅で友達と合流し、ひたすらおしゃべりしているうちに最寄駅の「下総豊里」につく。同じような女性の二人組、三人組が何組か降りる。みんな向かう先は一緒のようです。
駅からは看板にしたがって、歩くこと7分ほどでつきました。
神社のまわりはすでに車がいっぱいで、車の中はみんな夫婦で温まっている様子。
とりあえず受付を済ませるとすでに40番台。3000円の玉串料を奉納して、お札の引換券をもらって、どうしようかと思っていると、「休憩所がありますよ、トイレもあります」というありがたいお言葉を頂き、3分ほど歩いて休憩所へ。
そこにはストーブが焚かれ、お茶とお菓子を頂き、暖まりながら待つことが出来た。
その室内には結構子連れの方が多い。二人目の祈願なのか、お礼参りなのか…?
待っている間に、派手なジャンバーを着た集団が入ってきて、「銚子市観光協会ボランティアの者です。皆様に銚子のPRを」と言いながらパンフレットを配って「どこから来たんですか?このことを何で知りましたか?」って聞いてまわる。
そういうボランティアの人の協力があって、お茶が飲めたり、ストーブのあるところで待てたりするのかもしれないけど、ちょっとねぇ。明るく語りかけられても、自分がどこの誰って語りたくない人が多いんじゃないかって思った。

1時間ほど待って、11時が近づいたので、神社に戻ると、すでにかなりの人が待っている。
どういう順番で行われるのかわからずに、みんな少しずつ前へ前へにじりよっている感じ(笑)
で、いよいよ11時になり、銚子の観光協会の会長らしき人が挨拶。この挨拶がまた何とも場違い。
20年前にこの言い伝え(子授け石)をジェームス三木さんに話して全国区にしたのは私です、という自慢(?)に始まり、20年前にここで祈祷して授かった赤ちゃん(現在18歳)と、そのお母様が今日はいらしています。という紹介。そして私を絶句させたのは「皆さんも頑張ってください」の言葉。
周りからは苦笑がもれ、私も笑うしかないって感じだったけど、頑張って授かるくらいならとっくに
授かっているし、ここにも来てないよ〜と皆が思ったに違いない。

観光協会にしたら、各地から100名を越す人たちが集まる市の一大イベントなのかもしれないけど、行っているこっちは厳粛な気持ちで行っているのに、人が大勢集まっている様子を写真に撮ったりしている。やっぱり顔が写った写真を銚子市のHPに載せられたりしたらたまらないよなーって思ってひいてしまった。

でもまぁ若干不愉快な気持ちになったその挨拶でしたが、そのあとのご祈祷はまずお礼参りの方から始まり、そのあと子授け祈願の私たち。
御祈祷の中で申し込んだ順番に全員の簡単な住所、名前が読み上げられ、そのあと同じ順番
で一人ずつ前に呼ばれます。
そこで、玉串を渡され、祭壇に上がり、玉串を奉納し、二礼二拍手一礼。最後に子宝石を抱き、おなかに当てて終わりです。
子宝石は3種類置いてあり、丸くて小さいもの、細長いもの、丸くて大きいものがありました。
私は一緒に行った友達と一緒に祭壇に上がり、ちょうど自分の前にあったので、丸くて大きいものを手に取ろうとすると、想像以上に重い〜。でもそのずっしりした重みを感じつつ、おなかにあて、心の中でお願いをしました。
そのあとはお神酒を頂き、引換券とお札を交換し、帰路に着きました。
私たちが終わった時点ですでに12:05。当然帰りの電車も1時間に1本しかなく、12時台は12:18のみ。それを逃すと次は13:29です。
大急ぎで駅に戻り、ちょうど間に合いました。

行ってみてやはり夫婦でいらしている方が多かった。あとは母親らしき人との親子連れ。

お礼参りの方は20名ほどはいらしたかな?結構割合がいいような気がしました。
子授け祈願の方は120名ほど。
とても寒い一日だったので、帰ったら鼻水は出るし、熱っぽい気がするし大変だったけど、行ってみてよかった。
私もいつか、お礼参りの列に加わりたいです。。。