帰省♪

すごく楽しみにしていた帰省。
妊娠がわかってから初めて親に会う。
たぶん、自分と夫の次に誰より妊娠を喜んでくれている人たち。
少し照れくさいような気持ちにもなる。
新幹線で名古屋に着き、外に出ると、すっごく寒い!!!
東京も寒いと思っていたけど、もっともっと寒かった。
底冷えがするというか、しんしんと冷えてくる。
名古屋駅から遠ざかって行く実家への電車に乗ると、線路の脇には雪が一杯残っている。
実家の周りのたんぼにも雪が残っている。
余計寒く感じる。
実家の最寄駅には妹と、妹の子供(1歳1ヶ月)が迎えに来てくれていた。
約4ヶ月ぶりに会う甥っ子は、少し顔がほっそりして赤ちゃんぽさが抜けて、子供らしい顔つきになっていた。一瞬固まったけど、すぐにニコニコになって嬉しかった。
実家に着くと、母と妹の旦那さんが迎えてくれたけど、父の姿が無い。
あれ?と思うと、母が言いにくそうに「実は…」と話はじめた。
なんと昨日、父が入院したというのだ。
早く言っても心配かけるだけだし、どうせ来たらわかるから、楽しい気持ちで来てもらおうという配慮だったらしい。
なんで入院?と驚いたけど、命に関わるような病気とかではなく、どちらかというと外科的なことで、ただ、家にいるとたびたび出血があったりして、そのたびに処置がうまく出来なかったりするし、何かあったらすぐ処置してもらえて、出来るだけ安静にしていたほうがいいということで、入院ということになったそうです。
とは言っても、呑むのも食べるのも大好きな父のことだから、本当に残念だった。
とりあえずお昼ごはんに母が作ってくれた天むす(絶品!)を食べて、父の病院へ行くことにする。
本当はあんまり実家から出ないで過ごすはずの帰省だったけど、父になるべく毎日会うため、結局毎日外出することになってしまった。
そして更に事件発生。
病院へ行く前に寄った郵便局の前で、母がブロックに躓いて転び、膝を強打し、さらに顔面を打ち、めがねが食い込み顔に怪我をし、手と足もすりむいてしまった…。
動揺する母と私たち。
病院に行く前に薬局に寄り、薬と絆創膏、マスクを購入し、母の手当てをして病院へ。
なんだか波乱に満ちた帰省の開始で、不安になりました。
もともと膝の弱い母はしょっちゅう水がたまったりしているから、これから水がたまってしまうかも…という不安もあります。
そして親の老いというのを目の当たりにして、切なくもなり、不安にもなりました。
病院で会った父は、一日で4kgも減ってしまった!と焦ってみかんをバクバク食べていましたが、(いや、もともと重いから4kgへっても全然問題ないけど)思ったより元気そうで、安心しました。
予想外の出来事が次々起こって、その後買い物して帰ったときにはもうぐったり…の私で、とりあえず20分ほど横になって休みました。
その後はだいぶ元気になって、ご馳走!ご馳走!
母、妹、妹の旦那様、甥っ子、私、夫の6人で楽しい夜です。
そうして、一日目の夜は過ぎていきました。