LH-RHテストの結果

潜在的多嚢胞性卵巣(PCOS)を疑われて、入院最後の日、2度目のホルモン負荷テスト(LH-RHテスト)をした。今日ようやくその結果を聞くことが出来ました。
これはLHリリースホルモンの注射をうって(ホルモン負荷)、一定時間ごとに採血して、LH(黄体化ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)の上がり方を調べるもの。
PCOSの場合は、ホルモン負荷前からLH(黄体化ホルモン)が高く、かつ負荷後LHの上がり方がFSH(卵胞刺激ホルモン)よりも急カープになるそうだ。
つまり、卵胞を育てようとするFSHより黄体化しようとするLHが強く出すぎるため、卵胞は一向に育たず、卵巣は硬くなるということ。
で、その結果、
先生「○○さんっ!何百人と見てきたけど、こんな数字見たことないっていうような数字が出ました!!」
と興奮気味の先生。でも
私「先生…、どうやらちょうど排卵期だったみたいで…どうやらテストした翌日排卵したみたいなんです…」
なんだか申し訳ない気分になってきた。
先生「そうかぁ。じゃぁこの値は偶然LHサージを捕まえちゃったのか」
先生「でもやっぱりちょっと高いかなぁ、もう一回やればきっと出るよ。」
私(…またやるの?4回も血を採るんだよ。内出血して痣になるんだよ。もう2回やったんだよ。)と心の声は言いましたが、口には出せませんでした。
どういうことかというと、LHと言うのは黄体化ホルモンなので、通常排卵期にはそれがぐぐーっと急上昇して排卵を促すのです。(それをLHサージと言います)市販の排卵検査薬はこのLHサージを検出するようになっています。
結局私がPCOSかどうかの判定はまた先へ持ち越されました。
ちなみに、先生が見たこともないっ!と言った数値はこんなでした。

負荷前 35.98
30分後 308.76
60分後 388.48
120分後 495.04

  • FSH

負荷前 4.88
30分後 13.79
60分後 19.02
120分後 24.12

LHの正常値を調べましたが、HPによっていろいろでよくわかりませんでした。
一応、排卵期では14.0〜95.6としているもの(これならセーフ)
5.6〜34.9としているもの(アウト!)などがありました。

FSHについても値はさまざまでしたが、
3.5〜21.1、5.6〜14.8、4.7〜21.5となっていて、逆に低いのかな?という印象を受けました。
やっぱりおかしいのかな〜。
これは本当は生理3〜5日目にやるテストなので、入院中(しかも予測がつかないとはいえ排卵前日)に無理やりやっても意味無かったみたいです。はぁ。