思うこと

今日のニュースに思うこと。
センター試験で、受験番号のマークを忘れたりミスしたりした受験生を、一律0点にせずに救済していたというニュース。
配慮か過保護か難しいというのが文部科学省の見解らしいが、私からすると「過保護」だと思う。
センター試験、私が受験したのはもう10年以上前のことだけど、基本的な仕組みは変わらないだろう。
マークシートの場合、特に、他にもいろんなミスがありうる。
一問飛ばしてずれてしまって、最後に気付く、とか。
でもそういうことをしないように、細心の注意を払うのも「受験」なんじゃないのかな。
受験番号をマークするように、との口頭での指示があったのかどうかは憶えていない。
でも、試験が始まる前に、問題用紙が配られ、その表紙にはいろんな「注意事項」が書かれていた。そこに書いてあることをきちんと読んで実行したり、あるいは口頭での指示、注意を聞き逃さないようにするのも「受験」だろう。
注意力散漫だったり、人の話を聞いてない、書いてあることを面倒がって読まない人ってすごく多い。
でも受験のときくらい、きちんと出来ない人は、社会に出てもやっぱりミスしたり、大事なこと聞いてなかったりして、迷惑かけることになるんだろう。
受験シーズンによく耳にするニュースに、受験生が電車を乗り間違えて、例えば急行停車駅ではないのに電車を停めて降ろしてくれた、とかそういうニュース。
そりゃ、もちろん感謝はするでしょう。
でもそれをするべきかは私はやっぱり「否」だと思う。
受験に向かうからには、きちんとした下準備をするべきだ。
会場への行き方に不安があるなら、下見に訪れるべきだし、電車のルートも何種類かあれば予め調べるべきだろう。
時刻表を調べて、乗り換えのパターンを考えておくべきだろう。
さらに時間にも余裕を持って行動するべきだ。
少なくとも私は自分の受験のときは会場に下見に行ったし、そうすることで、例えば電車でトラブルがあって少し遅れても、自分の受験番号の会場(部屋)がどこか迷うことはなく行けるので、心にも時間にも余裕が出来る。
そういう注意や努力を怠った人を、簡単に救済すべきではないというのが私の考え。
母に言わせると私は厳しいらしい。
やっぱり厳しいのかな。