9・11

3連休も最終日、録ってあったドラマのビデオを夫と見る。「9・11」同時多発テロで銀行員のご主人を亡くした女性が記した手記をもとにしたドラマである。
最初のほう、ビルが倒壊し、女性が叫ぶ場面が切なくて切なくて泣けてくる。
私も同じ映像を、当時は一人暮らしのアパートで見ていた。残業から帰り、家で何気なくテレビをつけたその瞬間に映像が飛び込んできたのを憶えている。何が起こっているのかわからず、胸がしめつけられるような気持ちでただただ見つめていたが、実際に事件に巻き込まれた方々のご家族も、リアルタイムの放送をテレビで見つめていたんだ…ということに今更ながら思い至った。どんなに混乱し、放心したことだろうかと思った。
でも彼女は3人目の子を妊娠中の身体でありながら、夫を探し、想い、そして自分の気持ちを出来うる限りプラスに持っていく。
見終わって、本当にこれからの彼女と、お子さんたちに幸多かれと願う。。。