手術1日後

  • 食事

禁飲食。食欲もなし。

  • 点滴

ずっと持続して点滴中。

  • 投薬

夕方からまた発熱。結局就寝前に坐薬を入れてもらい、眠る。

  • 処置
  • 痛み

術後、硬膜外麻酔はずっと背中から入った状態。バルーンに入った硬膜外麻酔の液(?)が巾着に入れられ、背中から出た管の先につながり枕元に転がされている。
その麻酔のおかげで腰と傷の辺りいったいはなんだかしびれたような状態。まったく感じないわけではないけど、触ると薄皮一枚あって触れているような、そんな感覚で痛みはあまり無し。

  • 状態

午前10時、自力でトイレに行けるのならば尿管を外してもらえる。起きれますか?と聞かれ、なんとかベッド上で起き上がる。
でも腹筋を使えないので、それだけでも予想以上の大変さ。
足のエアーの機械ははずしてもらえた。
身体を拭いてもらい、手伝ってもらいながら手術着から自分のネグリジェに着替えもした。
ようやくベッドの端に腰掛けて、見えた私の足。『細いっ!』たった一日歩いていないだけなのに?エアーの機械の威力なのか、むくみが取れて、すっきり。ちょっと嬉しさを感じた瞬間。
そして点滴の台?によりかかるようにしながら立ち上がろうとするものの、立った瞬間、くらくらっとめまい。視界が狭まり、ものの色がよくわからなくなり、星が飛んでいるような感じになる。以前も経験したこれは貧血によるめまいと一緒。
「ダメです〜」と情けない声を出し、また座り込む。
少し休んでまた挑戦しましょう、と言い、看護師さんは何度も顔を出しては「やってみましょう」と声をかけてくれる。
もう一度横になって休みますか?と聞かれたけど、横になったらもう二度と起き上がれない、起き上がることに体力を使ってしまって、立ち上がれないんじゃないかという気持ちになって、横にはならずにいた。
途中血圧を測ったところ、上が94くらい。そりゃ立てないわ…って原因もわかってなんか逆に安心した。
立ってみてはくらくらし座り込むことを何度繰り返したかわからないけど、ようやく立って歩けたのは最初にやってみてから1時間以上経った頃でした。
同室の方がよかったわねと言ってくださり、これだけ何度も挑戦させてもらえるのもいい看護師さんに当たったのよ、と教えてくださった。他の人は一度ダメだとしばらく放っておかれて、すごく先になってしまうらしい。途中、「せかしているみたいでごめんなさいね」と言いながら何度も来て手伝ってくれた看護師さんに本当に感謝。
昼過ぎに母が来たときにはもう立っていて、ちょっとびっくりしていたかな。
そうそう、硬膜外麻酔の巾着は長い紐がついていて、動くときは首から提げてトイレに行きます。これがそれなりに重くって…。ネグリジェにポケットがついていたので、そこに入れるとずいぶん楽でした。

  • シャワー・入浴

禁止。

  • 出血

朝は下着にちょこっとつく程度だったけど、徐々に増え、生理3日目くらいの出血が続く。

  • 気持ち

一応順調に歩くことが出来たので、気持ちは落ち着いていた。夫と母から手術のあとの先生の説明を聞いたりして、納得もした。