インフルエンザ、脳波検査と地震

旦那の熱はやはりインフルエンザだった。
そのままドクターストップで一週間の出勤停止。
ずっと家にいるのか…。
そしてようやく明日から会社へ行っていいですよ、の許可が出たのが3/11(金)。


午後、息子の脳波検査のため、私は病院へ。
娘は幼稚園から帰り、パパとお留守番。


脳波検査は、幼児は睡眠導入薬で眠ったところを測ります。
15:30からの検査に備えて、14:30頃薬を服用。
脳波室の前室で息子と二人隔離され、静かにして眠らせようとしていたまさにそのとき、地震が起こりました。


最初は、あれ?ゆれてる?と思ったのもつかのま、初めて感じる大きなうねりのような揺れが病院を襲います。
そして長い、長い、長い。
立っているのは危険と思い、息子を抱え、かばんを抱え、壁際の床にしゃがみこみます。


技師さんが大丈夫ですか?と戸を開け声をかけてくれましたが、忙しそうにすぐに行ってしまうし、脳波室の辺り一体が携帯は圏外になっていて、メールも通話もi-modeも何も出来ず、一切情報が無い。


そうこうするうちに息子はぐっすり眠りにおち、お、重い…。
寝たらここに下ろしてくださいねー、と言われたベビーベッドがあったけれど、いつでも逃げられるよう、ベッドには降ろさず、かばんも抱え、結局1時間はそのまま過ごしました。


その間も何度も余震があり、病院内は騒然としていました。
貯水塔が壊れたとかで、水が出ないと言うことで、看護師さんたちがバケツに水を汲んで隣の病棟から運んできて右往左往。


結局、前の方の検査が中断した関係で30分ほど遅くなりましたが、16:00に検査開始。
私は検査室の外に出されたので、とりあえず家に電話して夫と娘の無事を確かめたり、ロビーに行って少しニュースを見たりしましたが、余り息子から離れているのは心配なので、また検査室の前で待ちました。


もうすぐ終わります、と技師さんが言いにきてくれたのは16:25頃。
とても順調に進んだとのこと。
早く帰れるように、先に会計を済ませてきてください、と言われ、会計をしに行く。
会計に10分ほどかかり、済ませて脳波室に戻ると、ちょうど検査は終わり、頭の器具をはずし、クリーム?をふき取ってもらっていました。
そうこうするうちに目を覚まし、きょとんとする息子を抱えて大急ぎで家路に着きました。


家に帰る道路は特に渋滞などしていませんでしたが、踏切へ続く道で、踏切を目の前に警察官にとめられてしまいました。
いつもは踏み切りで止まると息子は大喜び!電車来る、電車来る♪とわくわくしながら待っています。
でも今日は、電車は来ないけれど、通行できない様子。
線路沿いの別の道へ誘導されます。


線路沿いをそのまま次の踏切へとはしりましたが、次も、その次も閉鎖中で渡れない。
このままどこまで行けば渡れるんだろう???
うちに帰れないー!
と思いましたが、しばらく行ったところでようやく渡ることが出来ました。


うちは上に置いていたものが落ちたらしいけれど、食器などは一つも落ちず、破損もなし。
みんな無事でした。
とりあえず、よかった。。。